和歌山と大阪旅行1 和歌山の動物園編【パンダ成分は少ない】
私は半年くらい前からやってみたいと考えていたことがありました。
それは、「1から自分で決める旅行」の実行です。
私は今まで、修学旅行や、友達や家族などの決めたスケジュールに合わせた旅行についていくことしかしてきませんでした。しかしそれでは自分の行きたい場所に行くことは難しいです。
今回はここに行きます
今回の行先は和歌山(白浜)と大阪です!
身内にパンダ好きがいることと、私が大阪に一度も行ったことが無く、とても(激渋ヤバスポットが密集しているという)大阪に行きたかったこと。このことから、
パンダ好きの聖地(?)として有名な和歌山の「アドベンチャーワールド」と、そのついでに大阪に寄り、観光をする一泊旅行をすることにしました!流石に一人旅行ではなく、二人です。
乗り物やホテルの予約をする
私は最初、関東から新幹線に乗り、大阪経由で「アドベンチャーワールド」に行こうと考えていました。しかし地上だけの移動だと、えげつなく時間がかかることが発覚したので急遽行きだけ飛行機で直接和歌山に飛ぶことにしました。
そうしてスケジュールを決め、事前に必要な登録や予約を完了するまでに半日(4分の1日?)かかりました。なぜなら旅行で必要な知識があまりに持ち得てなかったからです。
無知すぎる俺
- 新幹線の切符が二枚あるのは、「乗車券」に加えて「自由席券」「指定席券」「グリーン車券」のどれかを必ず組み合わせないといけないから。
- ウン100kmを超える移動なら、途中下車して日を跨いでしまっても切符が無効にならないこと。
- 東海道新幹線で走っている「こまち」「ひかり」「のぞみ」の違いは、止まる駅の多さで、「のぞみ」が一番通過駅が多くて速く、「こまち」は各駅停車で一番遅いこと。
- 東北新幹線と比べ、東海道新幹線の割引サービスがクソなこと。
- 飛行機に持ち込める充電器の規定が厳しいこと。(これがのちに打撃となる)
- 飛行機は新幹線と比べてマジで価格の増減がでかいので、早めに確認して予約しないと大損すること。
私はこれらの事を今回初めて知りました。みんなが当たり前のように使っている新幹線や飛行機がこんなに難しいシステムだとは知りませんでした…。
それからは、色んなルートを調べて、予約時間に無理はないか、もっとお得で早いルートはないか調べていたら、いつのまにか夕方に!
しかもこんなに時間をかけてお得にしようと思っていた割には、飛行機を3日前とかに予約して割高になりました。クソが
しかし、じっくり調べたおかげで飛行機で没収されたり、予約していた電車に乗り損ねるなどのトラブルはありませんでした!いや、いくら初めてとはいえ、自分でも要領が悪すぎてキショいなと思いました。ちなみにホテル取るのは割とすんなり行きました。
旅行を実行
羽田空港から、南紀白浜空港へいざ出発。ちなみに南紀白浜空港行きは1日に3本しかなく、そこからアドベンチャーワールド行きのバスとの噛み合いを考えると、実質7:20発の1本しか乗れません。マジで寝坊しなくてよかった。まあ乗ってしまえば、あとは1時間くらいですぐに着いてしまいました。
ちっこいお土産屋さん位しか無い南紀白浜空港に到着。次に行ったらリニューアルされてるかな…
ちなみに南紀白浜空港内でもアドベンチャーワールドのチケットは売っていました。パンダの写真付きのチケットをゲットしたい、でも園内のチケット売り場は混みそう…という人にはお勧めの購入方法です。また、園内のチケット売り場はクレカ使えるって放送が入ってた気がします。入場料4800円もするので、クレカ払いしたいけど紙のチケットが欲しい!と言うのも出来るんですね。
アドベンチャーワールド到着
のですが、飛行機とバスの関係で、1時間前についてしまいました。夏休みとはいえ、平日の開園前からこんなに人が待っているとは、たまげたなぁ…
とにかく動物の近さに驚く入園
さあ入場だ!まず開園と同時にBGMが豪華になり、園内のお土産屋さんの人達がぬいぐるみを振ってお出迎えをしてくれます。
そして入園5秒くらいで最初に目に入ったのはレッサーパンダのいる部屋。え!動物近!
さて、園内でパンダを見ることが出来る施設は「パンダラブ」と「ブリーディングセンター」の二つがあります。
「パンダラブ」は園の入り口から比較的近い場所にあるのですが、パンダを最初に見ようという気持ちはみんな変わらないようで、行列が出来ていました。一旦ここのパンダは見送ることにして、奥のパンダの居る施設「ブリーディングセンター」へ移動しつつ、途中の動物も見ていくことにしました。
これまた近い!ふれあい広場の動物たち
フラミンゴ池の近くには、昔のガチャガチャみてえなエサの自販機があり、買ってフラミンゴの池に1粒づつ投げました。1回200円でカップもなしに出口からボロボロ出てきます。
他にももう1つ自販機があり、小動物(マーラでした)やエミューにエサをあげることもできます。
ちなみにマーラは頭を撫でようとすると逃げます(あたりまえ体操)
カワウソたちはゴロゴロしたり自分の尻尾追いかけたりもしてました。
10年前とかには、囲いの一部に小さい穴が開けられていて、そこに手を出したカワウソと握手が出来たらしいです、羨ましい~
後で、飼育員による公開エサやりタイムがあるので戻ってこようと思います。
すいてる方のパンダ施設
遂にパンダのいる施設へ。ブリーディングセンターは奥にあるせいか比較的人が少なく、ここで並ぶことは1度もありませんでした。
パンダの部屋は二つあって、二頭いました。このパンダは「良浜」と言うそうです。
ガラスの近くをゆっくりと往復して、人間を喜ばせてくれました。分かってやってるんでしょうか。
左の部屋にいたのは彩浜と言うパンダ。
色んな場所に笹が置いてありますが、これまた人間の近くに座って笹を食べ始めてくれました。笹を枝から外し、ある程度まとまった葉を重ねて齧る器用な姿には感心します。
地味に面白かったのが、パンダが動くたびに「おお~」と人間の歓声が静かに起こることです。私もその声の一人でした。
混んでる方のパンダ施設
ここから、さっきは行列が出来ていた「パンダラブ」の方に戻ってみることに。園内でかすぎ。遠すぎ。
でも、常時ミストや通り抜けられる建物があるので、そこを通って行けば暑さも多少は軽減します。嘘です。汗ダラダラです。
そしてやっぱりまだ並んでいました。15分くらいの列で、時間に関わらずいつもこっちの方が混んでるみたいです。そして暑い日は展示が屋内だけなんですね。
軽食を食べる
園内のごはんやさんはかなり充実しています。レストランは1つの場所ににまとまっておらず、何個か建物が点在しています。
夏バテでこんなにガッツリ食べられる自信が無かったし、そこそこのイイお値段(都会のクソ綺麗な飯屋と同じくらいか、それよりちょっと安いくらい?)だと思ったので、ウッドハウスみてえなパン屋でちょっとしたパンを食うことにしました。フローズンメロンは冷たくて最高だったけど、そのままジュース凍らせた感じと言うか、ちょっと味が薄い気がしたな。
実はこの時点でめっちゃ眠気が来ていました。
アザラシなど海の動物など
このあと、でけえホッキョクグマやでけえペンギンのいる施設も通ったのですが、あんまりゆっくり見ていません。めっちゃペンギンがいて、一緒に来た身内が「SPYFAMILY(の水族館行く回)思い出した~」と言っていました。
ふらふらしていたらアニマルランドと言う動物ショーのある会場にたどり着きました。どうやら、ショーをしていない時間も常時開放しているようです。ショーをするときはめっちゃ密ですが、それ以外の時間はマジでちらほらいる程度。
ここで限界が来てうたたねをして、次に起きたら、ちょうどステージで何かやっていました。何だ?”
あ、これは6000円の飼育員体験イベントのやつか…!!!
実はメッチャアザラシ触ってみたいって思ってるんですけど、6000円は流石にやめました。。まあアザラシだけでなく、ペンギンやイルカとも触れ合えるんで、他の動物もみんな好きな人からするといいイベントなんじゃないでしょうか。
そういえばゴマフアザラシの展示が無いな~?と思っていたら、このステージの端にある奥まった場所の水槽に居ました。
カワウソの餌やりタイム
こんなところに居たらカワウソのエサやりタイムギリギリになってました。ここらへんの施設は非常に入り組んでおり、カワウソ達の居る場所まで戻るのにめっちゃ迷子になりました。
この時は飼育員さんがちょっとしたクイズも出していました。
エサやりタイムが終わった瞬間、さっきの池の定位置に戻っていくカワウソ。暑いもんね
寝相がヤバいパンダ
なんか犬と触れ合えるイベントの整理券が残っているようで、折角なのでそれを取ってからまたパンダを見に行きました。
午後になるとパンダたちはまったりタイムになるようです。
多種多様な動物のお遊戯が見られる、アニマルアクション
動物ショー「アニマルアクション」も見ました。飼育員さん達が板やフラフープをもってみんなの前で挙手してたので、なんだと思ったら「お手伝いやりたい人挙手して~!」という意味だったようです。バチクソ元気のいい男の子がショー開始の挨拶をしていてめちゃ面白かった。
ここの動物ショー、何が凄いって、アシカや鳥、アザラシなど、ショーではメジャーな動物に限らず、ブヤやカモまでもが参加するところです。
犬と友達になろうのコーナー
このあと、先ほど整理券をとった、犬に触れ合えるコーナーに行きました。
このコーナーは、猫カフェのようにただ犬を放し飼いにしているわけでは無く、最初に「落ち着いて犬に接し、犬と信頼関係を築きましょう」というビデオと説明があります。
説明と言っても、手をグーにして臭いをかがせるとか、撫でる際に頭の上からガバッと手を乗せないこととか、まあ大人にとっては常識程度のものですけど、説明文に漢字が多く、よりによって一番言い聞かせるべき子供達には伝わってないかな?と思いました。
走ってきたガk…小さい女の子がコーギーをゴシゴシ逆撫でし、私の目の前にいたコーギーは逃げてしまいました。コラー!!
大阪に向かいます
時間もいい感じになったので、最後にパンダを拝み、大阪行きの特急が出る駅行きのバスに乗りました。
実はヒヨり過ぎて40分も余裕をもって出口付近のお土産屋さんに来てしまいました。流石に退屈でした。
ちなみに閉園後(17:00以降)のバスに乗ってしまうと、そこから駅に着いてもそこから2時間くらい特急が出ないという罠が仕掛けられています。これが田舎クオリティ…閉園20分前のバス(16:40)に乗るとスムーズです。
ちなみに後半写真が少ないのはもう疲れたから…ではなく、充電が20%位になってしまったからです。飛行機で充電器が没収されるらしいと聞いて持ってこなかったらこうなりました。「特急って結構充電器ついてたりするし、くろしおもワンチャンじゃね?」と思ったら見事にありませんでした。爆睡。
アドベンチャーワールドの感想
アドベンチャーワールド側の1番の売りは何といっても、パンダの数の多さですが、パンダに限らず色んなことに驚かされました。
とりあえず全体的に動物との距離が近いこと。そこ柵とかなくていいの?っていう感じの展示が多かったです。
あと動物の動きが洗練されていること。なんというか、皆さん自分たちが「展示物」であり、人に見られているというのを自覚してるような…。動物園に行っても、結構動物がずっと寝てたりとか、ずっと同じ場所をしきりに歩き回ったりとか多いと思うんですが、レッサーパンダが開園と同時にベストポジションに居たり、何故か飛んで逃げない鳥たちがいたり、わざわざガラス越し付近までパンダがやってきたり、カワウソが可愛かったりアザラシが面白かったりと、新鮮な動きをする動物が多かったです。また、パンダの笹の取り換えをするときに、飼育員さんが人参?を投げてやると、何かに気づいたように自分からのけて行ったのもびっくりしました。もしかして事前に打ち合わせとかしてるんじゃないかなあ…
今回、パンダファンの中では恐らく一番有名な場所であろう、屋外のパンダの展示が無かったので、また行くとしたら次は涼しい時期を狙って行きたいです。多分暑い時期はパンダは外に出られないんだと思います。
大阪の商店街編に続く(完成次第ここにリンクを挿入)